かなしい。ほんとうに、かなしいよ。

【とても悲しい…、悲しいこと。】
今日、子ども食堂でしたね。
僕は、毎月一回の子ども食堂の日が、大好きなのです。
子どもたちや、たくさんの人に、「食べる」を通して、うれしい気持ちになってほしい。
そう願ってくれる人たちが、毎月、毎回、やさしい心もちで、カレーライスを作ってくれるんです。
そのカレーライスを、喩えかたが見つからないくらいの、目一杯のすてきな笑顔で、子どもたちが、保護者さんが、地域の大人が、「おいしいねぇ」って言いながら、頬張ってくれるのです。
でも、今日は、とても悲しい気持ちです。
悲しいよりも、この思いが届いてないのだなぁという、悔しい気持ちなのかもしれません。
カレーを食べた後の容器は、各自で持ち帰ってもらえるようにお願いしています。
でも、その容器ゴミを、図書室やトイレのゴミ箱へ、捨ててかえった人がいます。
たった、数個の、本当に少しの、このゴミで、たくさんの人たちの優しい気持ちが、届かなかったように思えてくるのです。
かなしいよ。ほんとうに。
また、来月も、やさしい気持ちのボランティアさんが、たくさんの人を想って、うれしいカレーライスを作りにきてくれます。
どうか、二度と、こんなかなしい、さびしい、くやしいことが、ありませんように。
ひとりひとりが、気持ち、大切にしましょうよ。
ね。
ひらら児童館長 新城

こどもが創る「未来」を支える。

一般社団法人沖縄こどもみらい創造支援機構